2012-05-06から1日間の記事一覧

第12章 遅延評価 #2

12.5 無限のデータ構造 Haskellの遅延評価は、無限のデータ構造を相手にした時も、必要がない限り無限回の評価は行わない。 一般的に、遅延評価は次のような性質を持つ。すなわち、遅延評価を用いると、式が利用される文脈が要求する回数だけしか、その式は…

第12章 遅延評価 #1

12.1 導入 一般的な命令型言語は、同じ式に対する評価順序が違うと結果が変わることがあるが、Haskellではどのような順序で評価しても(停止するのでない限り)同じ結果が得られる。 ぐぐってみたら、「チャーチ・ロッサー性」というのかな? 12.2 評価戦略 簡…